青ネギへ使う農薬(殺菌剤)

愛知県安城市で青ネギを栽培している株式会社サンテクノです。

ネギは強いといわれていますが、密植するとどうしても病害虫の被害にあいます。
そこで、弊社が青ネギに使っているお勧めの殺菌剤を紹介します。
現時点でのお勧めですので、将来変わることはあることをご留意ください。

メジャーフロアブル ピコキシストロビン水和剤 F:11 メトキシアクリレート 予+治

ざっくり主要な病気に対して効きます。使用時期も収穫前日まで使えるので使いやすいです。
お値段もそこそこリーズナブルでポイント高いです。

パレード20フロアブル ピラジフルミド水和剤 F: 7 ピラジンカルボキサミド 予+治

ざっくり主要な病気に対して効きます。使用時期も収穫前日まで使えるので使いやすいです。
お値段は割と高めです。

ベジセイバー ペンチオピラド・TPN水和剤 F: 7/F:M05 ピラゾール-4-カルボキサミド/クロロニトリル 予+治

ざっくり主要な病気に対して効きます。使用時期は14日前のため計画的に使う必要があります。
効能はほぼダコニールと同等ですが、ダコニールにはない白絹病へ対応しています。
お値段は割と高めです。ちなみにドローン散布へも対応しています。

アミスター20フロアブル アゾキシストロビン水和剤 F:11 メトキシアクリレート 予+治

ざっくり主要な病気に対して効きます。使用時期は3日前のため比較的使いやすいです。
効能はほぼダコニールと同等ですが、治療効果もあります。
お値段はそこそこリーズナブルです。

オリゼメート粒剤 プロベナゾール粒剤 F:P02 ベンゾイソチアゾール 予

軟腐病対策です。効果は長く、1~2か月くらい効果が期待できます。
使用時期は収穫30日前のため、計画的な株元散布が必要です。
お値段はリーズナブルです。

バリダシン液剤5 バリダマイシン液剤 F:U18 グルコピラノシル抗生物質 予+治

軟腐病+白絹病対策です。使用時期は収穫前日まで使えます。
お値段は安いですが、希釈倍率が低いので結果的にそこそこリーズナブルな感じです。

気温による病気の発生しやすさ

White Rot(白絹病)Black Spot(黒斑病)Rust(さび病)Downy Mildew(べと病)Soft Rot(軟腐病)

気温によって病気の発病のしやすさは異なります。
夏にべと病やさび病対策をしても意味がないですし、冬に軟腐病や白絹病対策しても意味がありません。
季節によって使用するスパンを考えて使うとよいと思います。

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