梅雨~夏場は白絹病対策が必要ではないか

根元に菌核あり。

高温状態では軟腐病と白絹病がよく出ます。

白絹病にかかると葉が枯れはじめ、最終的には枯死してしまいます。

途中で軟腐病にバトンタッチして腐り落ちることもあり、やっかいな病気です。

メジャーフロアブルやパレードフロアブルなどの白絹病に効果があるものを使うにしても、株元にかけるひつようがあるためちょっとやっかいです。

かつ、ねぎのサイズが大きくなると株元への散布も難しくなります。

今考えている対策としては
1.粒剤を散布する(モンカット粒剤やモンガリット粒剤)
2.土壌のPHをアルカリ性に近づける
です。

個人的には2を推していきたいと考えています。

理由は白絹病はアルカリよりだと発生率が極端に落ちるからです。

その分、軟腐病は活性化する傾向にありますが、どちらにせよ軟腐病はPH6~7の間では高い活性化率です。
ネギの生育適正PHは6~7であることを考えると、白絹病はPHで抑え、軟腐病は薬剤や微生物で抑える方がいいのかと思って、2を来年は試してみようと思います。

具体的には土壌のPHをPH6.5~6.8を目指していこうと考えています。
苦土石灰を追肥していき、定期的に土壌環境を補正していくつもりです。

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